フルカウントの定番ジーンズを選ぶとき、多くの人が最初に迷うのが0105と1108の違いです。
どちらもFULLCOUNTらしい柔らかな穿き心地や自然な色落ちを楽しめるモデルですが、実際に脚を通したときの印象、合わせやすい服、サイズ選びの考え方はかなり変わります。
0105はゆとりのあるワイド寄りのストレートとして存在感があり、ヴィンテージらしい太さや無骨さを楽しみたい人に向きます。
一方で1108は、フルカウントの定番の中ではすっきりしたスリムストレートに位置づけられ、きれいめなトップスや細身の靴とも合わせやすいのが魅力です。
この記事では、フルカウント0105と1108の比較を軸に、シルエット、股上、裾幅、穿き心地、体型との相性、サイズ選び、コーディネートまで具体的に整理します。
フルカウント0105と1108の比較

フルカウント0105と1108の比較で最初に押さえたいのは、どちらが優れているかではなく、どちらが自分の服装や体型に合うかという視点です。
公式の定番モデル紹介では、0105は少しワイドなルーズストレート、1108は1101をやや細めに仕上げたスリムストレートとして位置づけられています。
つまり、同じブランドのジーンズであっても、0105はゆとりとヴィンテージ感、1108はすっきり感と日常の使いやすさに強みがあります。
ここでは、買う前に判断しやすいように、シルエット、印象、サイズ感、靴との相性、経年変化の見え方まで分けて確認します。
結論の違い
迷ったときの結論は、太めで王道のヴィンテージ感を楽しみたいなら0105、すっきり見せながらフルカウントらしさを味わいたいなら1108です。
0105は腰回りから裾まで余裕が出やすく、ジーンズそのものの存在感がコーディネートの中心になりやすいモデルです。
1108は脚の線を拾いすぎない範囲で細く見せやすく、Tシャツ、シャツ、ジャケットまで幅広くなじむため、初めての一本として選びやすい面があります。
ただし、普段から太いパンツに慣れている人には1108が細く感じられ、反対に細身のパンツばかり穿いてきた人には0105が大きく見えることがあります。
そのため、見た目の好みだけで決めず、自分の靴、トップス、普段のパンツの太さを基準にすると失敗しにくくなります。
シルエットの差
シルエットの差は、0105と1108を比較するうえで最も重要なポイントです。
0105は太ももから膝、裾にかけて余裕が残りやすく、横から見ても後ろから見てもジーンズらしい量感が出ます。
1108は同じストレート系でも全体がすっきりしており、ワイドパンツほどの迫力は出さず、日常着として自然に取り入れやすい形です。
| 項目 | 0105 | 1108 |
|---|---|---|
| 印象 | 太めで武骨 | 細めで端正 |
| 方向性 | ルーズストレート | スリムストレート |
| 見え方 | 存在感が出る | 脚がすっきり見える |
| 合わせやすさ | アメカジ寄り | 幅広い服に対応 |
表で見ると単純な太さの違いに見えますが、実際にはコーディネート全体の重心が変わるため、同じトップスを着ても印象はかなり変わります。
0105が合う人
0105が合うのは、ジーンズらしい太さ、ヴィンテージ感、リラックスした穿き心地を重視する人です。
特に、ワークシャツ、スウェット、ネルシャツ、ミリタリージャケット、ブーツのような存在感のあるアイテムをよく着る人には、0105の量感が自然になじみます。
細いパンツでは上半身だけが重く見える体格の人や、太ももにゆとりが欲しい人にも選びやすいモデルです。
- 太めのジーンズが好き
- ブーツをよく履く
- アメカジの雰囲気を出したい
- 太ももに余裕が欲しい
- 色落ちの迫力を楽しみたい
ただし、トップスも靴も細身でまとめる人が0105を選ぶと、下半身だけが大きく見える場合があるため、全体のバランスを意識することが大切です。
1108が合う人
1108が合うのは、フルカウントの質感を楽しみながら、見た目はすっきり整えたい人です。
太いジーンズに苦手意識がある人でも取り入れやすく、シャツ、ニット、カーディガン、レザーシューズなどと組み合わせても野暮ったくなりにくいのが魅力です。
スニーカーを中心に履く人、ジャストサイズのトップスを好む人、普段の服装に自然になじむデニムを探している人にも向いています。
ただし、スリムストレートとはいえ極端なスキニーではないため、細さだけを求める人には物足りない可能性があります。
1108は、ヴィンテージデニムの雰囲気を現代的な日常着として着たい人にとって、非常にバランスの良い選択肢です。
穿き心地の違い
穿き心地では、0105のほうが脚まわりの余裕を感じやすく、座る、歩く、しゃがむといった動作で窮屈さが出にくい傾向があります。
1108もフルカウントらしい柔らかな生地感があるため硬すぎる印象にはなりにくいですが、太ももやふくらはぎに厚みがある人はサイズ選びに注意が必要です。
フルカウントはジンバブエコットンを使った穿き心地の良さを特徴としており、同じサイズ表記でも一般的な硬いデニムとは体へのなじみ方が異なります。
ただし、柔らかいから小さめでよいと考えるのは危険で、ウエストや太ももがきつい状態で選ぶと、長時間の着用でストレスが出やすくなります。
試着できる場合は、立った姿だけでなく座った姿勢、膝を曲げたとき、ポケットに手を入れたときの余裕まで確認すると、実用面での失敗を減らせます。
見た目の印象
見た目の印象は、0105がクラシックで力強く、1108がスマートで扱いやすい方向に分かれます。
0105は太さがあるぶん、ジーンズの縦落ち、膝裏のアタリ、裾のクッションが目立ちやすく、経年変化を主役にしたい人には満足感があります。
1108は余分な布のたまりが少なく、色落ちも比較的すっきり見えるため、清潔感を残したままデニムを育てたい人に合います。
| 見た目 | 0105 | 1108 |
|---|---|---|
| 存在感 | 強い | 控えめ |
| 清潔感 | 着こなし次第 | 出しやすい |
| 色落ちの迫力 | 出やすい | 整いやすい |
| 大人っぽさ | ラフ寄り | 端正寄り |
どちらも長く穿き込めるモデルですが、写真で見る印象と自分の体型で穿いた印象は変わるため、可能なら同じトップスと靴で比較するのがおすすめです。
靴との相性
靴との相性で選ぶと、0105はブーツやボリュームのあるスニーカー、1108はローテクスニーカーや革靴に合わせやすい傾向があります。
0105は裾幅にゆとりがあるため、ワークブーツの上に自然にかぶさり、裾をロールアップしてもデニムの厚みがアクセントになります。
1108は足元が軽く見えやすく、コンバース系の細いスニーカー、ローファー、短靴と合わせたときに全体が整いやすいです。
反対に、1108に極端に大きいブーツを合わせると足元だけ重く見えることがあり、0105に細い革靴を合わせると裾の量感が勝つことがあります。
いつも履く靴がすでに決まっているなら、その靴に合う裾幅から逆算して選ぶと、買った後の出番が増えやすくなります。
初めての選び方
初めてフルカウントを買う人は、自分がジーンズに何を求めているかを先に決めると選びやすくなります。
一本でアメカジらしい雰囲気を出したいのか、仕事以外の普段着として毎週穿きたいのか、細身の服装にもなじませたいのかで答えは変わります。
0105と1108はどちらも定番として長く支持されているため、片方が初心者向けで片方が上級者向けという単純な関係ではありません。
- 迫力を楽しむなら0105
- 万能性なら1108
- 太もも重視なら0105
- 清潔感重視なら1108
- ブーツ中心なら0105
- 革靴中心なら1108
迷いが残る場合は、今持っているパンツの中で一番出番が多い太さを基準にし、それより太くしたいなら0105、近い感覚で上質にしたいなら1108を選ぶと納得しやすいです。
サイズ選びで失敗しない考え方

フルカウント0105と1108の比較では、シルエットだけでなくサイズ選びも重要です。
同じウエスト表記でも、0105は太さの余裕によってリラックスして見えやすく、1108はサイズを上げるか下げるかで全体の印象が大きく変わります。
ジーンズは洗い、縮み、穿き込みによるなじみ、裾上げ後のバランスまで関係するため、数字だけで即決すると後悔しやすいアイテムです。
ここでは、実寸確認、体型別の注意点、裾上げの考え方を整理し、購入前に見るべきポイントを具体化します。
実寸の確認
サイズ選びでは、表記サイズより実寸を優先することが大切です。
特に0105と1108はシルエットの方向性が違うため、同じインチを選んでも太もも、膝、裾の見え方が変わります。
確認すべき数字は多く見えますが、最低限はウエスト、股上、ワタリ、裾幅、股下を押さえれば判断しやすくなります。
| 確認項目 | 見る理由 |
|---|---|
| ウエスト | 腰で止まるかを判断 |
| 股上 | 穿く位置を判断 |
| ワタリ | 太ももの余裕を判断 |
| 裾幅 | 靴との相性を判断 |
| 股下 | 裾上げ後の形を判断 |
手持ちのよく穿くジーンズを平置きで測り、その数字と比べると、通販でもサイズ感をかなり具体的に想像できます。
体型別の注意
体型との相性を見るときは、ウエストだけでなく太ももとヒップの余裕を重視する必要があります。
細身の人が0105を大きめに選ぶと、腰回りに生地が余ってシルエットがぼやけることがあり、逆に筋肉質の人が1108をジャストに寄せすぎると動きにくくなることがあります。
体型別に見ると、次のような考え方が目安になります。
- 細身体型は1108が自然
- 筋肉質は0105が安心
- 腰張り体型は股上を確認
- 低身長は裾幅に注意
- 高身長は股下の余裕を確認
ただし、体型だけでモデルを決める必要はなく、あくまでサイズ選びの注意点として考えると無理なく判断できます。
裾上げの判断
裾上げは、0105と1108で考え方が少し変わります。
0105は裾に少しクッションを出したり、ロールアップで幅を見せたりすると、太めのシルエットを活かしやすくなります。
1108はすっきりした形が魅力なので、裾が長すぎると足元に生地がたまり、せっかくの細さがぼやける場合があります。
とはいえ、短くしすぎると洗濯後や穿き込み後にバランスが変わる可能性があるため、最初から攻めた短さにしないほうが安心です。
よく履く靴を想定し、ブーツなら少し長め、革靴やローテクスニーカーならややすっきりめというように、靴基準で裾を決めると実用的です。
コーディネートで見る向き不向き

フルカウント0105と1108の比較は、単体のシルエットだけでは完結しません。
同じジーンズでも、合わせるトップスや靴によって似合い方が変わり、買った後の満足度は手持ちの服との相性に大きく左右されます。
0105は太さを活かしたアメカジやワーク系に強く、1108はすっきりした大人の普段着に落とし込みやすいです。
ここでは、実際の着回しを想定しながら、それぞれのモデルが得意なスタイルと注意点を整理します。
0105の着こなし
0105の着こなしでは、パンツの太さに負けないトップスを選ぶと全体が安定します。
厚手のスウェット、ゆとりのあるシャツ、デニムジャケット、ミリタリーアウターなどは、0105の量感と相性がよく、自然なアメカジ感を出せます。
足元はブーツやボリュームのあるスニーカーを合わせると、裾の太さが浮きにくくなります。
- スウェット
- ネルシャツ
- ワークジャケット
- ミリタリーアウター
- ワークブーツ
一方で、細身のカーディガンや薄手のジャケットだけで合わせると、下半身が重く見えることがあるため、上半身にも少し厚みを作るのがコツです。
1108の着こなし
1108の着こなしでは、すっきりしたシルエットを活かして、清潔感のある組み合わせを作りやすいです。
白シャツ、無地Tシャツ、ハイゲージニット、カバーオール、短めのブルゾンなどと合わせても、全体が重くなりにくいのが魅力です。
靴はローテクスニーカー、ローファー、プレーントゥ、サイドゴアブーツなど幅広く対応できます。
| 合わせる服 | 印象 |
|---|---|
| 白シャツ | 清潔感が出る |
| 無地Tシャツ | 自然で軽い |
| ニット | 大人っぽい |
| 革靴 | 上品に見える |
1108は万能ですが、トップスをすべて細身にすると全体が古い印象になる場合があるため、今っぽく着るなら少し余裕のある上半身を合わせると自然です。
季節ごとの使い方
季節ごとの使いやすさで見ると、0105は秋冬、1108は通年で使いやすい印象があります。
0105は生地の面積やシルエットの存在感があるため、アウターを着る季節にバランスを取りやすく、ブーツや厚手ソックスとも相性が良いです。
1108は春夏の軽い服装でも重く見えにくく、Tシャツ一枚の時期にも細すぎない自然なデニム感を出せます。
もちろん0105を夏に穿けないわけではなく、ロールアップやサンダルを使えば軽さを出せますが、太さがあるぶん見た目の重さは意識したいところです。
一年を通して一本だけ選ぶなら1108、秋冬のアウターやブーツに合わせる楽しみを重視するなら0105という考え方もできます。
購入前に知りたい注意点

フルカウント0105と1108はどちらも定番として魅力がありますが、購入前に知っておくべき注意点もあります。
特に、現行モデルと過去モデルの違い、洗いの状態、通販でのサイズ判断、裾上げのタイミングは、買った後の満足度に直結します。
定番品だからいつも同じだと思い込むと、細かな仕様変更やショップごとの採寸差で印象がずれることがあります。
ここでは、失敗しやすいポイントを先に確認し、納得して選ぶための実践的な見方をまとめます。
現行モデルの確認
フルカウントの定番ジーンズは長く展開されていますが、時代に合わせてシルエットやディテールが微調整されることがあります。
そのため、古いブログや中古品の情報だけを見て判断すると、現在販売されているモデルの穿き心地や形とずれる可能性があります。
購入前には、公式オンラインショップや正規取扱店の商品ページで、品番、オンス、ワンウォッシュかノンウォッシュかを確認するのが安心です。
- 品番を確認する
- 洗いの有無を見る
- 実寸表を確認する
- 販売時期を確認する
- 正規取扱店か確認する
特に中古で探す場合は、裾上げ済み、縮み済み、リペア済みの個体もあるため、新品のサイズ感とは分けて考える必要があります。
洗いの状態
洗いの状態は、サイズ選びに大きく関わる要素です。
ワンウォッシュはある程度縮みが出た状態で販売されるため、初めて買う人でもサイズを想像しやすい一方、ノンウォッシュは洗濯後の縮みを見込む必要があります。
同じ0105や1108でも、洗いの状態によってウエスト、股下、ワタリの体感が変わるため、商品説明を必ず確認しましょう。
| 状態 | 特徴 | 注意点 |
|---|---|---|
| ワンウォッシュ | 縮み後を想像しやすい | 個体差は残る |
| ノンウォッシュ | 育てる楽しみが強い | 縮みを考慮する |
| 中古 | 価格を抑えやすい | 実寸確認が必須 |
特に通販では、表示サイズだけでなく実寸表とショップの採寸方法を確認し、手持ちのジーンズと比べる作業が欠かせません。
試着時の見方
試着するときは、鏡の前で立った姿だけを見て判断しないことが大切です。
ジーンズは日常で座ったり歩いたりする時間が長いため、ウエストが食い込まないか、太ももに突っ張りがないか、ポケットに手が入るかを確認しましょう。
0105は大きすぎると腰回りが余って見え、1108は小さすぎるとスリムではなく窮屈に見えることがあります。
また、ロールアップする予定があるなら裾を一度折って、靴との見え方も確認すると現実的です。
店頭で迷った場合は、普段穿きたい靴に近いボリュームの靴を履いていくと、裾幅や丈感の判断がしやすくなります。
自分に合う一本を選ぶための要点
フルカウント0105と1108の比較では、0105が太めでヴィンテージ感の強いルーズストレート、1108がすっきりしたスリムストレートという違いを押さえることが出発点です。
0105はブーツ、ワークシャツ、スウェット、ミリタリーアウターなどと相性がよく、ジーンズを主役にしたい人に向いています。
1108はシャツ、ニット、ローテクスニーカー、革靴とも合わせやすく、フルカウントらしい質感を日常に自然に取り入れたい人に向いています。
サイズ選びでは、表記サイズだけで決めず、ウエスト、股上、ワタリ、裾幅、股下を手持ちのパンツと比較することが大切です。
最終的には、太さの好みだけでなく、よく履く靴、手持ちのトップス、穿きたい季節、育てたい色落ちの雰囲気まで含めて考えると、自分にとって長く穿ける一本を選びやすくなります。



